【オールドマネー】最新トレンドオールドマネーを端的に解説!

最新トレンドのオールドマネー オールドマネールックが最近人気のキーワード。本当の金持ちはロゴを主張したブランド品を愛用しません。むしろこういったいわゆる「ロゴを主張したような分かりやすいハイブランド」はお金持ちではない人々の専有物だと考えられています。オールドマネーたちは自分と同じ製品を持っている貧しい人々と同じクラスになることを望まない心理なのです。 >> もっと知りたい! https://honey-closet.com/fashion/upper-class-oldmoney 「オールドマネー(Old Money)」の辞書での定義は「相続された財産」だ。つまり 「オールドマネールック」は世代を重ねて富を蓄積した上流層のファッションスタイルを指す。 オールドマネールックの主な特徴 参照:UnsplashのMohamed Masaau 国内ファッションマニアの間ではオールドマネールックスタイルが大流行しています。アメリカ、ヨーロッパなど西欧上流層がテニスやゴルフ、ヨットなどを楽しむ時に着ていたファッションスタイルを基盤にオールドマネールックは発達しました。 ブランド品によく使われる派手な色や柄、あるいは大きなブランドロゴを徹底的に排除したのが特徴です。このようなオールドマネールックが今年に入ってZ世代の間で広がり、一つのファッショントレンドになりました。 高級素材とシンプルなデザインで消費者に選ばれ、色も目立たないホワイト、ベージュ、ブラックなどがメインのカラーリングです。 これはオールドマネー? 参照: UnsplashのKristina Delp 実はオールドマネーという意味は、先代から代々財産を受け継ぐ上流層を指す言葉です。 このような一定の層のみに愛されるスタイルがなぜ一般的なトレンドとなったのか?パンデミック以後、急激なインフレで経済的打撃を受けた人々は、その期間で莫大な富を成したニューマネー達への反感を持ち始めました。そんな富の極地化の中で挫折感を味わった人々が、心理的にオールドマネーの人生を羨望するようになったことが大きな理由だと考えられています。 このようなスタイルは、実はゴルフ、乗馬、テニス、ヨットなどのスポーツから、高級ホテルのブランチやアフタヌーンティーまで関連があります。  オールドマネールックスを近くでタッチ&トライ 参照:「depound」dear bag (tote) - beige twill (M) :¥18,700…

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【オールドマネー】表現法、大人気のブランドご紹介

参照:depound 商品とヨーロッパの城 今ファッションの世界で大注目のトレンド「Quiet Luxury(クワイエット・ラグジュアリー)」 私のルーツでもある韓国で、このトレンドにピッタリなブランドとして再熱している「depound(ディパウンド)」というブランドをご紹介します。 「depound」は韓国発のブランドで、「日常に感性を込める」をモットーに、シンプルで上質な商品を提案する。 ブランドのラインナップからいくつかをご紹介します! >> そもそも「Quiet Luxury(クワイエット・ラグジュアリー)」って何? https://honey-closet.com/fashion/what-is-quiet-luxury cashmere single coat - melange beige:¥44,000 *honey’s comment* シンプルなデザインのコートはミニマルで高級感のあるルックを演出するのにぴったりなコート。 明るい色味と高級な素材感とが相まって、クワイエット・ラグジュアリースタイルを演出するのにぴったりです。 クワイエット・ラグジュアリースタイルを代表するベージュのカシミヤニットとマッチすれば、さらに雰囲気が出ておすすめ。 【詳細説明】 カシミアウール混紡で柔らかく暖かいシングルコート。精巧で立体的なパターンで体に沿うようなフィット感と、セミオーバーフィットでミニマルなシルエットが素敵なアウターです。すこしゆったりとしたシルエットと素材感が「クラシックな」ムードたっぷり。 OUTER:「depound」cashmere single coat - melange beige…

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【オールドマネー】なぜ急上昇した??

参照:UnsplashのTodd Carter オールド·マネーの定義 オールドマネーの辞書的な定義は、「代々莫大な富を手にしている階層」です。彼らは洋服のブランドロゴの部分をくりぬいて着るほど全くブランド品であることに執着を見せません。これはファッションに限ったことだけではなく、車も最新のスポーツカーではなく、数十年前から存在しているクラシックカーを大切に乗り継ぎます。このようにオールドマネーは富を誇示しないことから、「静かなラグジュアリー(Quiet Luxury)」とも表現されます。 ファッションにフォーカスをしてみると、いわゆる「オールドマネースタイル」と呼ばれるスタイルは大まかには「プレッピールック」や「アイビールック」の一種です。これらのスタイルの起源は米国の私立学校と言われており、かつての私立学校は経済的余裕のある富裕層の子どもの為に設立されました。 彼ら富裕層は学校での服装の規制も厳しく、「ヴィクトリアン(Victorian)」や「エドワード(Edwardian)」スタイルのようなかなり厚手のなウールジャケットを着なければならないというルールが存在していた。そんな中でカジュアルな服装を切望していた学生たちが生み出した自由なムードのカジュアルスタイルこそが「アイビールック」「プレッピールック」と呼ばれるようになったのが起源みたい。 この時誕生したしたブランドがジェイプレス(@jpressclothiers)、ブルックス·ブラザーズ(@brooksbrothers)ポロ·ラルフローレン(@poloralphlauren)だ。 >> Y2Kトレンドが負けたの? https://honey-closet.com/fashion/y2k-vs-quietluxury/ 「Aesthetic」というレッテル 参照:UnsplashのMuseums Victoria 「オールドマネー」との対比でよく登場するのが一代で富を築いたような人物、いわゆる「ニューマネー」だ。2000年代のアメリカドラマ「ゴシップガール」の主人公のように代々富を受け継いで来たような層と、、フェイスブックの創立者マーク·ザッカーバーグやキム·カーダシアンのように比較的短い期間で莫大な富を手にしたような人々を「ニューマネー」と呼ぶ。 実はオールドマネーがここまで流行した事にはSNS上でのとある議論が深く関係している。その議論とは「オールドマネー vs ニューマネー」だ。これはオールドマネーこれはニューマネーといったカテゴライズの作業が積極的に進められていく過程で、オールドマネーに対して美学(Aesthetic)というキーワードが不随されるようになった。「感性」とも同義のこの「Aesthetic」という言葉が付随することで「オールドマネーになりきるのは難しいけど、あくまでも感性的なものとして楽しめばいいじゃん!」といったような思想が広がり、現在の『「オールドマネー」っぽいスタイル』の流行へと派生した。「オールドマネーアスレチック」と呼ばれるスタイルは金色、ベージュ、ホワイト、ブラックとネイビーカラーがよく登場する。モダンなドレスやスーツはもちろん、乗馬、テニス、ヨットなど富裕層が楽しむスポーツ衣装も参考になる。 オールドマネートレンドをどう捉えればいいのか? 参照:Kylie Jenner https://www.instagram.com/kyliejenner/ 参照:Kendall Jenner https://www.instagram.com/kendalljenner/?hl=ja ここまでオールドマネーが流行してきた背景を振り返ってみたが、結局どう自分のファッションに落とし込めばいいのか。 様々な時代背景や階級制度など、複雑なルーツのもと誕生したオールドマネーですが、私たちはシンプルに「ファッショントレンドとして」楽しむのがお勧めです! ここまでお話したオールドマネーの背景を一緒に背負ってオールドマネーを楽しむのではなく、「シンプルに昔の貴族の服装って今見るとなんか気分だよね!」といった具合で参考にしながら、身の回りのアイテムたちの中でそれっぽいアイテムをピックアップして自由に合わせる。 これで十分なのではないかなと思います。ファッションはいつでも自由なので!おすすめのブランドを紹介する記事も執筆中なので、お楽しみに!!

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