24年SSシーズンで特に注目を集めている最新トレンドの中から、「ベルトの活用法」に焦点を当ててご紹介いたします!
オールドマネー、クワイエットラグジュアリー、Y2Kなどのトレンドの流行と同時に、当時愛されていたベルトにも注目が集まっています。
オールドマネーのトレンドはシンプルでありながらも品位や伝統を大切にするものです。ベルトはそのスタイルにおいて、機能性と品質を両立させ、控えめでありながらも上品な印象を構築する重要な要素となっています。
そういった影響もあってか、2024年のS/Sコレクションではバーバリー(Burberry)、ジバンシー(Givenchy)、ミュウミュウ(MIU MIU)などの名だたる有名ブランドがベルトを活用したエッジのあるファッションを披露しました。
Y2Kトレンドにおけるベルトはイメージつきますが、直近のオールドマネーやクワイエットラグジュアリーに代表されるミニマムなトレンドでも、ベルトの存在は大きいのでしょうか?
オールドマネーのトレンドはシンプルでありながら品位や伝統を大切にするものです。そんな中ベルトは、そのスタイルにおいて機能面と品質を両立させる、なくてはならない存在なのです!
控えめでありながらも上品な印象を構築するベルトが注目されています。
Y2Kの際のベルトとの違いは、サイズ感です。
前述したブランドから登場したベルトは、主張の少ない極端に小さいものか、大きなバックルを有したものが多いように感じました。
それでは、最新トレンドにおけるベルトの活用法を見てみましょう!
>> オールドマネーのテイストをヘアアイテムで表現するには?
ベルト位置が違う!
ベルトは「腰に巻いて使うもの」という認識が世の常識だとは思いますが、最新のファッションショーでは腰よりも低い位置(いわゆるローライズよりももっと低い)位置に着用するルックが登場していました。腰よりもさらに低い太ももまでを包み込むローウエストベルトがかなり印象的で、単にウエストを調整するためだけの活用というよりは、コーディネート全体に下半身の重みを加え、重厚感のある優雅な装いを表現しているように見えますね。
単に腰を締め付けるためだけのものではなく、使い方次第でコーディネートを1発トレンド感のあるものに変化させることのできるベルトが今シーズンのトレンドというわけです。
ベルトを着ける位置でいうと、ドレスの胸の部分にベルトを着用して、ドレス自体のシルエットを崩してあげることでリラックス感のある雰囲気を表現したりもしてましたね。さらには小さなベルトを腕や太ももに巻いていたりもしていました。
「この位置にベルトを巻くのがトレンド!」というわけではなく、「腰に巻き、ウエストを調整するためのもの」という固定概念を崩していこうよ!といったトレンドの流れのような気がします。
長く垂らしたシルエット
ヴェトモン(VETEMENTS)では2024年のS/Sコレクションでベルトを長く垂らして、歩くたびにゆらゆらとなびく演出を披露しました。 その他様々なブランドでも、ディテールが加わったベルトを垂らしているようなコーディネートが多く見受けられていましたね。
ビッグベルト
最新のルックでは、チャンピオンベルトに匹敵するほどの大きなベルトがよく見受けられました。 2000 年代初頭、ブリトニー スピアーズ(Britney Jean Spears)やパリス ヒルトン(Paris Hilton)のようなセレブは、ジーンズやスリップ ドレスなど、どんな衣装にも太くて大きなベルトを合わせていたあのムードを感じます。
やはりトレンドは巡るものなんですね・・!
ビッグバックルベルトはどちらかというとY2Kスタイルのほうが相性が良いのでは?と思う方もいるかもしれません。ただ、最近のブランドではブレザーや、ワンピースなど、クラシックなスタイルにもビッグベルトを合わせています。シンプルなコーデにワンポイントを利かせているような印象です。お持ちのシンプルな服に、トレンドのビッグベルトを合わせてみるのもおすすめですよ^^
アウター×ベルトスタイル
アウターの上からベルトを合わせるスタイルも多く見受けられましたね。特にロング丈のコートに薄いベルトを一つかければ、まるでワンピースのようにすっきりとした印象を与えることができていて、これはかなりおすすめです!
元々ウエストマークができるようなコートもたくさんあるかと思いますが、そういったコートではなくでもお手持ちのベルトをコートの上から巻いてみるのもおすすめです!
まとめ、
有名ラグジュアリーブランドがこぞって披露したベルトスタイルについて見ていきました。
ベルト一つとっても、かなり多くの着こなしがトレンドとして注目されています。
皆様もぜひ、お気に入りのベルトを1本購入してトレンドのスタイルを楽しんでみてください!